monologue de yoki-ta

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北部旅行 その4~お食事編~

今回の旅行で食べたベナン食。

2月22日 
ナティティングーへ向かうバスにて。
一応昼休憩があったので、昼ご飯。

この付近は「イニヤムピレー」が有名。
それは、キャッサバという巨大な芋をふかして、ウスに入れ女性数人でリズムを刻みながら突く。
日本でいうもちつきをもっとリズミカルにした感じ。

イニヤムピレに煮込んだ羊肉やチーズを揚げたもの・オクラ等をトッピング。
そして、トマトソースをかけて食べる。
トマトソースは定番メニュー。
ベナン人は3食・毎日トマトソースでも普通である。

イニヤムピレー1
丸いものが「イニヤムピレー」

ベナンでは量によって値段が変わる。
イニヤムピレーが200F分 揚げたチーズ1つ50F
おモチほど粘りはないが、なめらかで柔らかく美味しかった。
名産だけあって、コトヌで食べるものより美味。
手で食べる。


夜ご飯はみんなでホロホロ鳥を食べに行く。

南ではホロホロ鳥はほとんど存在しない。
普通の鶏より大きくて身は柔らかかった。
ホロホロ鳥
この鶏を食べ始めると、みんな無口になる。

2月23日
パンジャリ公園内のホテルで昼食。
これは完全に白人向けの食事で、ベナン食とは言えないと思う。
鶏を「マジー」と呼ばれるコンソメの素を使って煮込んでいる気がした。
ヨボ(白人)食


でも骨からお肉がホロっと外れて美味しい。
が、4000F。
高い!!

夜はハプニングでいらいらしたので撮影していない。

2月24日
夜、みんなで野外飲み屋(ビュベット)で飲み物を飲んでいる時、売り子のおばさんから購入。
マカロニ

定番のトマトソースをそうめんのような細麺パスタとマカロニ・ご飯を混ぜたものにからめてある。
その上に、トウガラシの入った辛いソースをかけて、卵をトッピング。

パスタとマカロニの混ぜたものが100F分 卵が100F。

緑の物は菜っ葉のような野菜だった。
コトヌでは野菜は入っていない。

ちなみにベナンの定番トマトソース。
日本で食べられているような味ではない。
トマトピューレを油で煮込んだ感じである。
かなり脂っこい。
唐辛子も入っていてややピリ辛。
玉ねぎやニンニク、乾燥エビをすりつぶしたものを加えるなど、家庭によって味が違い、具材も変わる。

細麺パスタはアルデンテではなく、やわらかい。

というのがベナン食の常識。

2月25日
ナティティングーの丘で、美味しいお肉の串刺し・・・の代わりに食べたホロホロ鳥。
クスクスという細かいぱさぱさした粒々とともに。
モロッコの名産らしいが、ベナンでも食べられている。
クスクス

鶏はおいしかった。
でもクスクスは、これでもかというくらい入っていて、見ただけでお腹がいっぱいになった。
あっさりしたトマトソースをかけて食べる。

最後の夜に食べた夜ご飯。
イニヤムピレー2


ここも「イニヤムピレー」が有名なお店。
美味しいと評判だけあって沢山のベナン人が食べに来ていた。
目の前で「イニヤム」をついている。
一人一人がリズムを取り、それが合わさってリズミカルな音を奏でる。
一種の芸術だと思う。
昔からそのリズムを受け継ぎながら、今に至っているのだと思うと昔の人間の知恵ってすごいなと思う。

このイニヤムは、非常に口当たりが軽くとても滑らかだった。
特にソースが美味。
定番のトマトソースでなく、ソース・アラシッドというピーナッツのソースである。
それに鶏肉や揚げたチーズなどをトッピングする。
トッピングもソースと共に煮込んであるため、さらに美味しかった。

似たようなものばかり・・・。
と思うかもしれないが、イニヤムピレーがご飯やマカロニやパット(トウモロコシの粉を練ったもの)に変わるだけで、トマトソースをかけて食べるのは同じである。

これがベナン食。

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Bouillie

近頃、私の朝はコーヒーならぬBouillie(ブイー)から始まる。

家から徒歩1分の道端に午前中だけ店を構えている。

ブイーとは、トウモロコシの粉でできた小さな粒をお湯で溶いた感じのもの。
日本で言えばお粥に似ている。
それに大スプーン一杯くらいの砂糖を加えて食べるのが一般的。
少しどろっとしていて、癖はなくほのかな酸味と砂糖の甘味がきいて素朴な味。

ブイー


それに「ベニエ」と呼ばれる丸い揚げパンのような物を添えて食べる。
ほんのり甘く、こちらも素朴。
ブイーの隣で恰幅の良いマダムが「ベニエ」を炭火で揚げている。
40リットルのごみ箱いっぱいに種が仕込んである。

当然だが、ごみ箱と言ってもごみ箱として使用されたものではない。

慣れた手つきでリズミカルに、小麦粉を練ったものを右手で鶏卵大程度の大きさにつかんで油に投げ込んでいる。
その均一さは、まるで牛丼チェーン店のベテラン店員が量りを使わなくとも一定のグラム数の具をかける姿を連想させる。

まさしく職人技。

職人技

お皿にアルミの器に入ったブイーとベニエが乗ってくる。
私がいつも食べるのはブイー50F分とベニエ2個(1個25F)である。
計100F(日本円で約25円)
ベニエを一つおまけしてくれることもある。
それで私はお腹いっぱいになる。

ブイーはベナンの人々にとっては朝食の役割を果たす。
非常にたくさんのベナン人が食べに来る。

食べにくるというより、ベナン人にとってブイーは飲み物らしい。
スプーンで砂糖を小刻みにかきまぜたら、器に口を付けて飲んでいる。

話好きなベナン人もさすがに朝は慌ただしいらしい。
みんな無言でブイーを啜り、去っていく。
日本でいうところの駅の立ち食いそば的な雰囲気に近い。

その場で食べていく人もいれば、自分専用の入れ物を持参してお持ち帰りする人も多い。
どうやら職場で食べるようだ。

慌ただしく人が入れ替わり立ち替わりする中を、道端で人の行き交いを眺めつつ、朝もやを感じながら食べるブイーが、私は好きである。

ヨボ(白人)がベナン人に混じってブイーを食べる姿は滑稽らしく、じっと見てくる人もいれば、微笑ましい顔をする人もいる。
「このアフリカの食べ物を、あなたは好きなのか?」と嬉しそうに聞いてくる人もいる。
当然、無関心の人もいる。

そんなベナン人の色んな反応を見るのも楽しみの一つだ。

そして何より、恰幅の良い店のマダム達が嬉しそうにする。
彼女たちはフォン語しか話さない。
私が簡単なフォン語で挨拶すると、毎回嬉しそうに反応する。

時に馬鹿にされているのではと感じるはしゃぎぶりの時もあるが、ほぼ喜んでいると解釈している。

フランス植民地であった背景から、ベナンの公用語はフランス語である。
しかし、教育を受けることができない人たちもまだ沢山いる現状だ。
そのため、現地語しか話せない人も多い。

現地語も色んな言語があり、場所によってはベナン人同士でも言葉が通じないこともあるらしい。
現地語で統一された決まった言語はない。
南部ではフォン語がよく使われている。

簡単な挨拶しかできないが、それでも彼らは非常に喜ぶ。
ベナン人に心を開いてもらうコツでもある。

フランス語を話しても、積極的に教えてくれる姿勢はほとんど感じないが、フォン語は違う。
そんなに沢山覚えきれないというほど、教えてくれる。
しかも、嬉しそうに。
毎日、現地語の威力を感じている。

逆に考えると、母国語が日本語で統一されている日本はすごいなと思う。

島国で面積も小さいからかもしれないが、国内のどこへ行っても共通した言語で会話ができる。

ちなみにベナンに来て、フランス語や現地語に囲まれて過ごしていると、いつの間にか日本語は心のよりどころになっている。
本や、ドラマや映画を見て日本語に囲まれるとほっとする。

日本人にとって、日本語が心安らぐ言語であるのと同じように、ベナン人にとってはそれぞれの現地語が彼らの思いを馳せる故郷の言葉なのだ。
少なくともフランス語ではない。

現地語に嬉しそうに反応するベナン人を見ていると、歴史が彼らに及ぼした影響の大きさと重みを実感する。
同時に、かつて日本が日本語を話すように強いてきた国々を重ねて考える。

現地語を話した時の彼らの嬉しそうな表情が、私は好きである。
それが当たり前の反応である。

そんなことを感じつつ、私は今日もブイーを食べて1日を迎える。

親子



Yaourt

私が働く病院には、いろんな物を売りに来る。
大きい袋や鞄を下げて、歩きまわって売っている。

例えば、小さいマドレーヌのようなお菓子、赤ちゃん用品、整髪剤などなど。
まだ10代に見える女の子からおばちゃんまで売り子さんの年齢も様々である。

私には、どの売り子さんも売り子かどうか、何を売っているのか一見見ただけでは全然分からない。
同僚が購入しているのを見て初めて分かる。
しかも、いつそこを通りかかるのかも分からない。(今の私には)

売り子さんとは、欲しいものに、欲しい時に出会えるとは限らない。

その中にyaourt(ヨーグルト)を売るマダムがいる。
眉毛を長めにひき、「yaourt」と言いながら歩いている。
小さいビニール袋にヨーグルトを入れて、冷やし固めてある。
ビニール袋の端を歯で噛み切って、吸いながら食べる。
1つ100F

程良い甘さで、程良い氷加減と冷たさがひと時の涼しさと安らぎを与えてくれる。
しかも乳製品。

これもまた、私のお気に入りである。

病院を訪れる母親もよく購入している。
少し大きくなった10ヶ月くらいの子どもにも少し口に含ませたりしている。

このマダムとも最近は顔見知り。
マダムが病院のとあるベンチに滞在する時間帯を知ったため、頻繁に購入できるようになった。
いつも「bonne arriver!」と迎えてくれる。

ちなみにベナンは乳製品が高い。
牛乳 1リットル 約900F(生乳) 日本円で約220円
ヨーグルト 日本の3個パックで売られている
小さいヨーグルトに近い大きさで一つ250F

しかも牛乳はどのような加工が施されているのか分からないが、未開封時は常温で保存できる。
味はやや癖があるが、生乳に近いものは飲みやすい。

ほとんど毎日お世話になっている一品。
ヨーグルト

アッパン

家の近くで美味しいアッパンの店を見つけた。

おばさんが道端で小さな台の上でこじんまりと店を構えています。

アッパンとは、トウモロコシの粉を発酵させたもので、見た目はヨーグルトと似ている。
砂糖やコンデンスミルクなどと氷を入れて食べます。

やや酸味があって、コンデンスミルクと砂糖の甘味 氷の冷たさが程良い味を醸し出していて私は好きです。

昼時に、木陰でベンチに座りベナン人も絶え間なく食べに来ています。
照りつける太陽のもと、銀色の器と白のアッパン、氷がキラキラしていて見た目にも清涼感を与えてくれます。
値段を指定して量が決まりますが、私はいつも100F分。

昔の給食に使用されていたような銀の器に1/3くらい。
程良い量です。

アッパン売りのおばさんや常連客とも顔なじみになってきて、少しづつ言葉を交わすようにもなりました。

これからも、お世話になる一品です。

アッパンの姿


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