monologue de yoki-ta

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女性の魅力

さてなんでしょう?

きれいなビーズを重ねたもの。
これ一体何だと思いますか?

一見ネックレスのようですが。
実はこれ、女性が腰に巻くネックレスなのです(腰だからネックレスとは言わないか・・・。)
腰ひもかな?

大きなたらいに入っていて、この状態でマダム達が頭に載せて売り歩いている。
糸にただビーズを通しただけ。
1本 100cfa(約20円)~と安い。

腰骨に引っかかるように細いものなら幾重に、太ければ1本巻く。


ベナンでは性行為の時、女性がこの腰ひもをつけていると、より魅力的に見え男性はさらに興奮するのだそう。
だから、ベナン人男性はこのアクセサリーが好きらしい。
病院の家族計画課にいた時、受診に来たほとんどの女性が付けていた。

確かに真っ黒な肌に鮮やかなビーズの色は映えるし、くびれたウエストには色っぽく見えるかもしれないと納得。
ウエストがくびれていない女性も多いけど・・・。
でも、みんな旦那さんからより魅力的に見られるように頑張ってるんだなと思うと微笑ましかった。

ちなみに噂では、一般的にベナン人男性はふくよかな女性を好み、女性のわき毛にも魅力を感じるという。
ベナンの女性はわき毛を剃らない。
さすがにこれは共感できない。
でも、この違いは本当に面白い。

いずれにせよ、やせ気味でわき毛を剃っている私は、ベナン人男性の好みではないということだけは明らかなようだ。


下着
余談だけど、女性の下着も頭に載せて売っている。(新しいもの)
売り子さん曰く、ベナン人女性はTバック系が好みらしい。

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教会結婚式

活動先の保健センターの同僚が教会で結婚式を挙げた。

ベナンでは市役所での結婚式と教会の結婚式の2種類ある。
教会で結婚式を挙げる1週間前に市役所で結婚式をあげたらしい。

市役所では結婚式といっても、親族や立会人に見守られる中、書類を記入するというだけのようだ。

会場となった教会はとても大きくて、天井も高く清潔感のあるところだった。
花嫁さんは白いウェディングドレスを着て、とても嬉しそう。
でもあまり写真を撮れず・・・。

式の後には、教会の地下で2次会が行われた。

式の規模やウエディングドレスを購入した話などを聞くと、やはりベナンの中でもお金がある人だろうなぁと勝手に判断。
一緒に参加した同僚が早く帰りたがったので、2次会もそこそこに帰宅となった。
少し残念・・・。

あとからアルバムを見せてもらったら、ケーキカットや、ケーキを食べさせ合うなど日本と変わらない感じだった。
2人がぎこちなく見つめ合っている写真がやたら多くて、面白かった。
ベナンの写真屋さんの中では、このアングルが流行りなのだろうか?

同僚は奥さんと6年間付き合い、一緒に住んで既に2年経つ。
1歳半の子どもがいる。
36歳の同僚と32歳の奥さん。
時期を見てようやく今、結婚式を挙げることになったらしい。
知り合って8年経つ今も、とても仲良しそうで新鮮だった。

私の中でベナンは早婚多産のイメージが強かった。
なんとなく付き合うこともそこそこに結婚するイメージだった。
だから、この同僚の結婚は色んな意味で私のベナンのイメージを覆すものとなった。



教会

復活祭

4月5日はベナンは祝日。
正確には4月4日の振り替え休日。
キリスト教の祭日。
だから3連休。

復活祭というものらしい。
イエス・キリストが死後3日目に復活したことを祝うキリスト教最古、最大の祝日。
春分のあとの満月に続く日曜日がこの祝日にあたり、年によって移動する。

ヨーロッパでは「イースターエッグ」と言って採色した卵を飾って食べる習慣があるらしい。

これは、ヒナが卵から生まれることをイエスが墓から出て復活したことに結びつけたもの。
そして、冬が終わり草木に再び生命が甦る喜びを表したものといわれている。

英語圏やドイツでは「イースター・バニー」と呼ばれるうさぎが運んでくる(または産む)ものとされているが、フランスやイタリアでは教会の鐘が運んでくるものとされている。

「イースター・バニー」で象徴されるうさぎは多産なので生命の象徴であり、また跳ね回る様子が生命の躍動を表しているといわれるらしい。

確かにこの日が近づくと、白人が利用するスーパーではきれいな模様の銀紙に包まれた卵型のチョコレートが並ぶようになった。

さて、ベナンでは復活祭のイベントとして期間限定の遊園地が開園していた。
その広告の看板。
遊園地
卵とウサギの両方がドッキングしている。

HOMEL
前の週には、活動先の病院でもミサが行われた。

祝日当日には、鶏肉を食べてお酒を飲んで踊って祝うらしい。

私も日曜日に教会へ行ってみた。
玄関


教会中


教会外
外の様子

この教会は近辺では規模が大きく、礼拝堂から3方向に通路が伸びていて、外からでもお祈りができるようになっている。

外も満席で常に人が一杯だった。
みんな正装して、小さい子どもも親兄弟になだめられながら参加していた。

昨年は何も感じなかったけど、ベナン人のキリスト教信者にとっては特別な日だったんだと今更実感。
当然ながら、イスラム教はなにも関係ないので、普通の休日を過ごしたらしい。



伝統的結婚式

御祝い品

さて、この写真は何をしているところでしょうか?


答えは、結婚の祝いの品を納めているところ。

ということで今日はベナンの結婚式について。

同僚の弟がベナンの伝統的な結婚式を執り行うとのことで招待してくれた。

日本で言うところの神社で十二単を着る神前結婚式のような感じ。


午後4時ごろ新婦宅に集合。
ベナンでは結婚式を挙げるということはそれなりの財力があるということ。
それを示すかのように、新婦の家もとても大きな家。

おしゃれが大好きなベナン人だから、結婚式は着飾ってくるのかと思いきや、多くの女性は「ボンバ」という普段着でよく着られている民族衣装。
やはり、伝統的な結婚式だからか?

どこからともなく、タンバリンのような楽器でリズムを取りながら、歌のような掛け声のような声が聞こえてきた。
「ボンバ」を着た女性達が頭に色んな品を乗せて、行列をなして歩いてくる。

頭には色んな形のお鍋、台所用品、お酒類、鞄などなど日常生活用品が。
どれも豪華に包装されている。
羊3頭 ニワトリ2羽も。
山羊と鶏

これは新郎から新婦親族へ、結婚に対する感謝の気持ちを表す品々。
事前に新婦親族にお伺いを立てて必要な品を聞き、親族から了承されるまで品物を揃えなければならないらしい。

行列が家の中に入ると、式の出席者も家に入る。
広いリビングに新婦の両親を始め、新婦の親族が大勢着席している。

出席者は彼らに挨拶をしながら部屋を一周し、また外に出る。
この行為を約3回繰り返したのち、室内に着席する。

華麗なる一族
新婦の両親と親族 華麗なる一族?


式が始まる前に、大きな水が入ったお鍋が回ってくる。
出席者が順番に一口づつ回し飲みをする。
お祝いの水

お祝いの品の数々を紹介。
御祝い品2

ブランデーなどの酒類、お鍋各種、電気調理器具各種(ティファール)、スーツケース、皮鞄、化粧品、グラスセット、塩10キロ程度一袋、マッチ、木彫りの椅子などなど。

お祝いの品を頭に載せて運んできた女性たちは、親族ではない。
結婚式の司会進行、音楽、踊りなどなど、盛り上げるためにあらゆる手を尽くしてくれる人達。

かつてアフリカのほとんどの国は伝統的に文字を持たない無文字社会。
だから、歴史等も書き記すことができず、ことばと歌で語りつたえるという方法を発達させた。
歴史や出来事を記憶し、楽器と独特なリズムに合わせて、音階があるのかないのか分からないような口調で歌う。

それを結婚式などの伝統儀礼では出席者の誉め歌を歌って場を盛りあげる。
もちろん現地語で何を歌っているのか分からない。
だからベナンに限らずアフリカの音楽は、日本の音楽と役割や意味合いが異なると思う。

ジャンべ(ベナンの太鼓)や様々な楽器で独特のリズムをとりながら、合わせて掛け声で盛り上げる。
楽団

その音楽に乗って、司会のおばさんが親族の前で一つずつお祝いの品を紹介する。
賑わいのおばさん
いつも踊って小刻みに体のどこかを動かしているので、写真はぶれる。

それぞれの品の中にはお祝いのお金も入っている。
この紹介に約2時間近く・・・。
長い・・・。

ようやく顔を隠して新婦の登場。
花嫁さんの登場

少しだけ顔を見せ、周囲の人が「もうでてきてもいいですか?」と出席者にお伺いを立てる。
全員で声をそろえて「まーだだよ。」
すると、取り巻きの親族のお姉さん方にすぐに奥へ押しやられてしまう。

花嫁さんを囲む親族
押しやられる新婦 (左から2番目 オレンジの服を着た人)

ちらっと見せては、かくれんぼのような掛け声を掛け合いまた隠れる。
そんな行動を3回繰り返す。
しかも、出てくるたびにお色直し。

だから、出てくるまでに時間がかかる。
その間は、伝統的音楽の人たちがリズムをとり、歌を歌い、司会のおばさんや他の出席者が踊って見せる。
新婦の両親を始め、主要な親族たちが、音楽と歌と踊りに対し、新札を彼らの額にくっつける。
5,000cfa(1000円) 2,000cfa(400円)を繰り返し。
ベナンではかなりの大金。
最後には、出席者にも回り、おひねりをもらう。
これがこの人たちの収入。

そして3度目は「もういいよ。」とようやく新婦も席に落ち着く。
最後に新婦も彼らに新札のおひねりを提供する。

新婦さん
新札を張り付けた傘の下で

新婦さんが落ち着いたところで、儀式が始まる。

新婦さんが祝いの品の中からお酒をひとつ選ぶ。
儀式の始まり
トレイに新札とコラの実。 グラスは新婦の選んだお酒と水。

~コラの実~
コラの木(樹高約10m、アオギリ科の熱帯西アフリカ原産の常緑高木)の種子で大きさは3cm~5cm。
主な有効成分はカフェイン(覚醒作用)、コラチン(興奮作用)、テオブロミン(精神安定作用)滋養強壮効果もあるらしい。
西アフリカでは伝統的な嗜好品として食されている。
14世紀ごろからサハラ砂漠を横断する旅人たちにとっては疲労解消のための必需品だったらしい。
ちなみにコカ・コーラ飲料は19世紀末に開発された当時はコカ(イン)の葉とコラの実の成分を抽出したものを主原料としていて、炭酸水で割って飲む医薬品だったが、そのうちコカインを取り除き、嗜好品として売られるようになったらしい(現在のコカ・コーラにはコラのエキスは主成分でなく微量に入っているらしい。)
コラの実はコラニン色素により独特の赤紫色を呈しているが、白い実もある。
味はやや苦渋い。
市場で売られていて、手軽に手に入る。

花嫁のおばにあたる2人の女性(特に双子が好ましい)がこの儀式を行う。
儀式中

お酒と水の双方を新婦や彼女たちが一口飲み、コラの実にかける。
御先祖様にも祝ってもらうために。

続いて紅白のコラの実をそれぞれ2つに分解する。
これを彼女たちが両手で投げ、裏表を占う。
2つ裏、2つ表だとOK。
3つ表で1つ裏だとやり直し。
2つずつ裏表がでるまで、投げ続ける。

これは家庭に平和や幸せが訪れ、子宝に恵まれることを願っての儀式らしい。
2つずつ裏表が出ると、みんな喜び、紅白のコラの実とアタクンと呼ばれるコショウの実のような小さい粒と3種類が出席者にふるまわれる。

ベナンでも紅白は、おめでたい色ということか。
不思議な共通点。
儀式2

その儀式が終わるころには夜の10時を過ぎていた。
見ているだけだが、疲労と空腹もピーク・・・。

ようやく食事がふるまわれていたが、私たちは飲み物だけいただいて同僚と一緒に新郎宅へ。
ここまでの儀式には新郎はお祝いの品だけで、姿を現すことはなかった。

新郎宅も屋外に豪華な会場を設置していた。
新郎会場
この結婚式の規模は、ベナンの中でもかなりのお金持ち。
一般庶民のレベルではなかった。

そこでは、食事がふるまわれるだけのようだった。
豪華にテーブルがセッティングされて、日本の式場のようになっている。
大音量で音楽が流れている。
ベナンではあまり「乾杯」のようなものはなく、到着すると各自食べ始める。
夜の11時、ようやく食事をいただくことができた。
食事
食事も豪華。


新郎も白い「ボンバ」を着て、接待に忙しそう。
出席者のために奔走している姿からは、新郎とは分からない。

夜中12時30分ごろ、新婦が新郎宅に到着との情報が入った。
さらに、またお色直しをして来ていた。
が、なかなか会場にやってこない。

残念ながら、私たちも疲れがピークとなり1時ごろ帰宅。
結局、新郎、新婦が一緒にいるところは見ることができなかった。
自分の中ではやや尻つぼみに終わっってしまった。

ベナン人の夜はまだまだ長いらしい。
遅ればせながら結婚おめでとう!








タバスキ

11月27日はタバスキでベナンでは休日だった。

タバスキとはイスラム教で定められた宗教的な祝日。
日本では「犠牲祭」と呼ばれる。
ラマダン(断食月)があけてから1カ月と10日後がタバスキにあたる。

今年はベナンで最後のタバスキとなるため、雰囲気を味わっておこうとイスラム教の人が多いサケテという町へ。
同期隊員の家の大家さんがイスラム教なので、一連の流れを見せてもらった。

タバスキの数週間前から、道端を行きかう羊がやたら多くなる。
私が住むコトヌでも前日ともなると、至る所に羊がつないであった。
昨年はあまり感じなかったが、今年は羊を見かける頻度が高い気がした。
今年は私の意識が高いからか?

タバスキの前日は仕事も14時で終了。
宗教に関係なく祝日で、イスラム教徒以外も羊を食べるらしい。
日本人がクリスマスに鶏を食べる感覚と同じかもしれない。

旧約聖書の、アブラハムが信仰の証として最愛の息子を神の生け贄に捧げたことを世界的に記念する日。
一家の家長はその財力に応じて動物を一匹生け贄にする。
基本は羊のようだが、別の動物でもいいらしい。
性別はオスと決まっている。

朝5時ごろ、近くのモスクの拡声器から流れる大音量のコーランで無理やり目覚める。

朝、8時にお祈りとのことで準備をしたが、9時に変更。
一家の子どもたち6~8人くらいと一緒に出かける。
それぞれきちんと正装している。
女性はお化粧を施し、頭を美しいベール(テケンテ)で隠している。

会場に近づくにつれてすごい人になってくる。
子ども達も迷子にならないように、一番年上の男の子が下の子たちをしっかりと仕切っていた。
私の動きはどうやら目を付けられたらしく、私のことまではぐれないようにきちんと見ていてくれた。
お祈りに向かう人
ぞくぞくと集まる人々

結局会場に到着したときにはお祈りは終わりかけていた。
残念・・・。やはり8時に出ていたら良かったかも・・・。

お祈り会場1
男性集団の後ろで女性集団がお祈り

お祈り会場2
一番偉い人はメッカに行っているため、2番目の人がお祈りの後、説教をしていた

家に戻ってみると、さっそく羊を絞める雰囲気。
先ほど子どもたちを仕切っていたしっかりした男の子は、普段着のズボンに履き替え準備万端。

絞める前の羊
何かを感じている羊たち

羊を絞めるのは男性で、調理するのは女性と役割分担が決まっている。
大人、子ども含めてみんなで協力しながら絞める。
絞める
前もって穴を掘り、そこに血を出し切る

空気を入れる
後ろ脚の関節に切り込みを入れてそこから空気を入れると、まるで風船のように体が膨らむ
こうすることで、皮がはがれやすくなるらしい

洗う
体がパンパンに膨らんだら、石鹸で体を洗う

毛をそる
とても小さな剃刀で丁寧に全身の毛を剃る

毛を剃る刃
小さなカミソリたち

解体
毛を剃り終えたら解体

頭部と膝関節(と言うのだろうか?)から下の部分は、そのまま焚火の中に入れて焼いてから解体していた。

解体2
後の処理は豚の時と同じ

内臓の中身の処理
みんなで内臓の処理 羊は草食のため胃腸の中身は深い黄緑色の草ばかり。
匂いも豚に比べて少なかった。

この日は結局 3頭の羊を絞めた。
大きめの2頭の羊は、体から内臓を取り除き、トウモロコシの粉をかけてその日は調理せずねかしていた。
寝かすお肉

この一家の主は、東屋の木陰でどっしりと椅子に座り、一連の作業を見守っていた。
羊を絞める主要な役割を果たしたのは、大人の男性ではなく、高校生くらいと中学生くらいの男の子だった。
大人はそれをアドバイスしながら、少し手伝う程度。

解体は、さすがに骨を砕くなど力仕事のため、おじさんが行っていた。
この役割は事前に決まっている様子だった。

その作業を見ながら、小さい子どもたちは遊んでいる。

解体が終了すると、後は女性の仕事。

内臓をきれいに洗って、切って大きなお鍋で煮込む。
調理

羊を絞めて約5時間後の夕方 ようやく食事が出来上がった。
いつものトマトソースで。
出来上がり


アカサ


アカサ2 
アカサ(トウモロコシの粉を練って発酵させたもの)と一緒に食べる

みんなで協力しながら、解体と調理を行うが、実際食事を食べるときはそれぞれ各自で好きな時に食べていたのが面白かった。

お祝いの日であっても、お祈りの時間は来る。
作業をしながらも、合間を見計らって律儀にお祈りをする姿を見ると、本当に偉いなと思う。

宗教に馴染みが薄い日本人の私にとって、彼らの限りない信仰の深さは、価値観の違いをいつも目の当たりにさせられる気がする。

イスラム教でない私を、快く見学させてくれ、ごちそうをふるまってくれた大家さんに感謝。
もちろん羊たちにも。









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