monologue de yoki-ta

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Enfant avandonne

私が勤める母子病院には、現在孤児(avandonné)が5人いる。
いずれも、両親が家庭の事情で子育てを放棄したり、出産後外に放置されていたり、親が精神疾患の治療のため病院に入所していて、育てることができないなどが主な理由。
1人は10か月程度で大きいが、あとの4人はまだ生後数か月の小さな赤ちゃん。

新生児病棟の一室で育てられている。
そのうちの2人がNGO運営の孤児院へ入所することになり、それに同行させてもらった。
4か月の女の子と5か月の男の子。

病院で小児科医の健診を受けて、真新しいベビー服を着せてもらい、それまでお世話をしてきた医師・看護師が抱きしめて別れを惜しんでいました。

彼らの名前も両親ではなく、医師たちが話し合って命名したようです。

2人を連れて孤児院へ。

約2時間の道中、眠たくても、お腹がすいても泣きわめくことなくじっと静かにしていた2人。
泣きわめいても、すぐに大人が来てくれないことをすでに悟っているようでもありました。

孤児院には0歳から3歳くらいの子ども約20名程度が入所しています。

来客に加え珍しい白人がいたせいか、子どもたちはそれぞれ私の気を引こうと一生懸命です。
でも、やがて別れる瞬間が来ることも悟っているのか、泣きわめくことも少なくただ残念そうな顔で私たちを見送っていました。

両親の顔も知ることなく、これからどんな人生を送っていくのか・・・。
大人の事情のしわ寄せは、いつも子どもにまわってきます。
それは万国共通。
どんな事情があったにせよ、彼らの幸せを願わずにはいられません。

血のつながりはあっても子どもに愛情を注げない親に育てられるより、つながりはなくとも深い愛情を注いでくれる人に育てられることの方が幸せなこともあると、日本で仕事をしていて感じる時がありました。

どんな困難にも卑屈にならず、多くの深い愛情を受けて育ってほしいと強く思います。

それと同時に、少しでも望まない妊娠や出産が減るための活動ができればと思います。

ベナンの将来を担う子どもたちに幸あれ。

いい夢見てね
いい夢見てね

まずは計測
孤児院で計測中の2人

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ここ数日、空が暗いなと思ったら急に雷を伴った激しい雨が降ってくる。
雨季は終わったと聞いていたが。
雨季から乾季への季節の変わり目だからだろうか?
土砂降りの雨は、小一時間ほどで雨足が弱まってくる。

雨が降ると、暑いベナンも風が出てきて涼しい。
さすがに肌寒いので、7分袖の服を着たくなる。
水シャワーもそこそこにお湯を沸かして体を洗う。

私はこの土砂降りの雨が好きである。
しとしとではなく、激しい雨。
特に家の中から、降りしきる雨を見ていると不思議と気持ちが落ち着く。
「ザーッ」という激しい雨音は周囲の全ての音をかき消し、特別な空間にいる感じがする。
雨は風を起こし、大地や木々に水が染みわたり、全ての自然にエネルギーを吹き込んでいる気がする。

人々も、雨宿りをするのか外に人影は少なくなる。

なかなか上達しないフランス語、自分の役割の曖昧さ、ストライキで思うように活動が進まないこと、ただ時間だけが飛ぶように過ぎていく毎日。

そんな焦りを抱えながら、職場で降りしきる雨を見ていた。
悪天候で患者さんも少なく、待ち合いもガランとしていた。

そんな気持ちを知ってか知らずか、一人で雨を眺める私の元に、同僚がそっと歩み寄り、少しの間一緒に眺めていた。

激しい雨音とは裏腹に、静かにゆっくりと流れる時間。

雨を見ながら同僚と少し言葉を交わしたら、気持が穏やかになっていた。
焦ることはない。ベナンの時の流れに身を任せてぼちぼちやっていこう。

良き同僚とベナンの豊かな自然に感謝。

Yaourt

私が働く病院には、いろんな物を売りに来る。
大きい袋や鞄を下げて、歩きまわって売っている。

例えば、小さいマドレーヌのようなお菓子、赤ちゃん用品、整髪剤などなど。
まだ10代に見える女の子からおばちゃんまで売り子さんの年齢も様々である。

私には、どの売り子さんも売り子かどうか、何を売っているのか一見見ただけでは全然分からない。
同僚が購入しているのを見て初めて分かる。
しかも、いつそこを通りかかるのかも分からない。(今の私には)

売り子さんとは、欲しいものに、欲しい時に出会えるとは限らない。

その中にyaourt(ヨーグルト)を売るマダムがいる。
眉毛を長めにひき、「yaourt」と言いながら歩いている。
小さいビニール袋にヨーグルトを入れて、冷やし固めてある。
ビニール袋の端を歯で噛み切って、吸いながら食べる。
1つ100F

程良い甘さで、程良い氷加減と冷たさがひと時の涼しさと安らぎを与えてくれる。
しかも乳製品。

これもまた、私のお気に入りである。

病院を訪れる母親もよく購入している。
少し大きくなった10ヶ月くらいの子どもにも少し口に含ませたりしている。

このマダムとも最近は顔見知り。
マダムが病院のとあるベンチに滞在する時間帯を知ったため、頻繁に購入できるようになった。
いつも「bonne arriver!」と迎えてくれる。

ちなみにベナンは乳製品が高い。
牛乳 1リットル 約900F(生乳) 日本円で約220円
ヨーグルト 日本の3個パックで売られている
小さいヨーグルトに近い大きさで一つ250F

しかも牛乳はどのような加工が施されているのか分からないが、未開封時は常温で保存できる。
味はやや癖があるが、生乳に近いものは飲みやすい。

ほとんど毎日お世話になっている一品。
ヨーグルト

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