monologue de yoki-ta

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大晦日

あっという間に31日である。
ベナンの公共機関は半日のみの仕事となる。
みんなお祝いの準備に忙しいらしい。

でも、頭の上に物をのせて売り歩く人や、道端で店を構える人はあまり関係ない感じだ。

さて、ベナンに来て早半年。
仕事を退職し、訓練所に入所して今まで。

振り返ってみて、自分の何かが変化したのか。
成長を遂げているのかどうか。
まだよく分からない。

今年は、不慣れな語学やベナンでの活動に焦りともどかしさを多く感じる年であった。
と同時に、多くの人との出会いや別れを目まぐるしく経験した年でもあった。

駒ヶ根訓練所での20年度1次隊やスタッフの方々との出会いと別れ。
ベナンに来てからは企業の日本人や外国人。
現地のJICA職員や大使館関係者。
3か月ごとに入れ替わる新規隊員と、帰国隊員との出会いと別れ。
もちろんベナン人の職場の同僚や、近所の人たち。

親しくなった人も、そうでない人も私の人生に縁があった人たち。

今の人間関係は、特殊だと思う。
期間限定の人間関係だからこそ、接する機会を大切に、いろんな人の人生から学ばせてもらいたいと思っている。

それから、こんな機会を与え支えてくれた夫をはじめ家族・友人のありがたさや、日本の素晴らしさを強く感じる年でもあった。

出会ったすべての人たちへの感謝の気持ちを胸に、来年を迎えたいと思う。

来年も相変わらず、焦りともどかしさを感じるだろうが、少しの充実感と将来の方向性を見つけていきたいものである。

あなたはどんな1年でしたか?

恥ずかしいよぉ

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家族

母の誕生日。
久しぶりに実家に電話した。

電話に出た父が、やけに口ごもる。
即座に嫌な予感が頭をよぎる。

約1か月前、母が突然下血したらしい。
下血のために受診していた近所の病院で再度下血し、救急車で大病院に運ばれたとのこと。
その姿を見て、父も本人ももうだめかもと思ったらしい。
結局、検査の結果特に異常は見つからず、入院することもなく帰宅し現在まで何ともないと言う。

結果的には何もなくて良かったが、誕生日を祝うはずが全く予想外の展開に動揺した。
両親の年齢から、健康を害する可能性は十分にある。
健康は永遠のものでないから、何があるか分からないことも分かっているつもりだった。

でも、気持のどこかでこの2年間は何とか大丈夫だろうと、自分の都合のいいように考えていた。
いくら携帯を持っているとはいえ、まだ文明の利器を使いこなせない両親。
タイムリーに連絡を取ることは難しい。
もっとマメに電話しようと反省する出来事だった。

ありがたいことに両親は、私をとても大事にしてくれる。
大人になっても、結婚しても両親にとって私は子どもであり、いつも私のことを応援し心配してくれる貴重な存在である。
「自分のことより子どものこと」
これ程の無償の愛を与えてくれる存在は、両親以外にいない。

年を重ねるごとに両親のありがたさが身にしみる。
でもその気持ちが強くなるにつれて、両親は老いていく。

両親が老いる姿は、とても切ない。

両親の心配をよそにアフリカに行くことは、親不幸な行動だと時々思う。
でも、どんな人生を歩んでも親より先に死を迎えることが、両親にとって一番辛いことだと思う。

だから、遠く離れたベナンの地で元気に過ごすことが、今の私のせめてもの親孝行。

「少し早いけど、当日言えないから。誕生日おめでとうね。」
月末の私の誕生日を逆に祝ってくれた。
母の優しく懐かしい声に、涙が出た。

いよいよ初クリスマス

クリスマスが近づいてきた。
ベナンで初めて迎えるクリスマス。
この日、ベナンは祝日となる。

今のベナンは乾季で日中はとにかく暑い。
暑さをベースにやや涼しいか暑いかの変化のため、季節感があまりない。

でも、ちまたでは着々とクリスマスの雰囲気に入っている。
やはりサンタの服装は全世界共通のようで、いくら暑くても赤い分厚いそうな衣装のままである。
日中はサンタの衣装を見るだけであつくるしいと感じてしまう。

色んなお店の窓ガラスに、サンタやクリスマスの絵が描いてある。
手書きで味があって面白い。
近所のスーパーマーケットもやけに品揃えが豊富だと思ったら、クリスマスのおかげなのだ。
年末に向けて頑張って商売している。
フランス人が経営する白人向けの店は、様々なクリスマスツリーが飾られていて、久々にヨボ気分を味わった。
白い雪のイメージは気分が涼しくなって良い。

その他よくよく見ると、さり気なく天井にモールが飾られているだけの店もある。
タクシーも、バックミラーにサンタのマスコットをつっていることがある。
日本では考えられないぼろぼろのタクシーだけど、ささやかな飾り付けが微笑ましい。

先日、軽快な太鼓と共にやってくる御一行があった。
なんだろうと外に出てみると、子どもがサンタクロースの仮面を付けて激しく腰を振って踊っていた。
見慣れないヨボ(現地語で白人)が出てきたので、御一行は私の前で止り2人の子どもが太鼓に合わせて激しい踊りを披露してくれた。

なぜか家のガードマンも一緒になって太鼓をたたき始め、ひと時の楽しいショーを見せてもらった。
クリスマス近くになると、子どもたちは道をねり歩き、大人たちから10~25F程度のお金をもらうのが習慣らしい。
この踊りもそれが目的のようだ。

この子たちが、幸せなクリスマスを迎えられますように・・・。
そんな思いを込めて、私も彼らに渡してみた。

寒い冬にクリスマスを迎える日本人には、違和感のあるクリスマス。


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