monologue de yoki-ta

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トカゲ

ベナンにはトカゲが多い。
小さいものから大きいものまで大きさは様々。
初めて見たときは、やはりアフリカだなと珍しかったが、あまりの多さに今では普通になっている。

基本的に人間が近づくと逃げる。
だから怖くはない。
でも大きいのがふいに出てくるとさすがにビクッとなる。

そして我が家の流しの下に、得体のしれないフンらしきものが落ちていた。
信じたくはなかったが、3日おき程度の割合で確実にフンが増えている。

見て見ぬふりをしていた。
壁が砕けて落ちているだけだと、思いこむようにしていた。

しかし、ある朝。
ベッドの横に小さなトカゲがいた。

やはり住んでいた。
害虫を食べてくれるので、害はないと聞いたが成長することを考えるとできたら外に出てほしい。
急に出てくる度にびっくりする。
でも逃げ足は非常に早く、何度か試みたが追い出すことはできなかった。

覚悟を決めて共存することにした。
親しみが沸くように夫の名前を付けてみた。
命名した時、壁を這っていたトカゲがなぜか滑り落ちた。案外間抜けらしい。

名前を付けてから、なぜか頻繁に姿を現すようになり、ある時台所の流しに留まってしまった。
つついても、刺激程度に殺虫剤をかけても動かない。
思いっきり薬をかけて殺そうかとも考えたが、夫の名前を付けたが故に微妙に愛着が湧いて殺せない。

隣に住む女性隊員に相談したら、勇敢にもゴム手袋をはめてつかんで外に放り投げてくれた。
すばしっこく外を駆け抜けていった。
意外にあっけない幕引きとなった。
でも、もうびっくりしなくて済む。
夫よ 元気でいることを願う。

トカゲ
その辺にたくさんいるトカゲ



 

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