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monologue de yoki-ta

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ガボン任国外旅行~帰国編~

ガボン隊員との別れを惜しみつつ、楽しかったガボン旅行の余韻に浸りながら帰路に就いた私たち。
久しぶりに帰国した懐かしのベナンで待っていたものは、度重なる災難だった・・・。

*ハプニング1
ベナン入国の際に白衣を身にまとった医療者らしい人がイエローカードを確認する。

全ての始まりはここからだった。
パスポートを見せているにも関わらず、彼は「チンチン。」と中国人を小馬鹿にしたような言い方で声を掛けてくる。

公的な機関で、知識もあるはずなのにと少しムッとする。
さらに、イエローカードの様式が国際的なものではないと難癖をつけ始めた。
既に、ベナンに入国しベナンの身分証明書も持っていると見せるが、見て見ぬふりをする。

雲行きが怪しい。
周囲を見ると一緒に行った同期隊員も止められている。
パスポートとイエローカードを人質に、あれよあれよと隣の検疫所へ連れて行かれる。

彼はそこで正式なイエローカードを発行するため1人につき5,000CFAの支払いを要求してきた。

公用パスポートを所持していること。
このカードですでに入国し、国内で仕事をしていること。
現地語で話しかけるなどなど、口々に説明しても彼は聞かぬふり。

挙句の果てには、自分の机の引出しに私たちのパスポートとイエローカードを隠してしまった。

明らかに賄賂欲しさ。

彼に名前を聞いても、JICA事務所と話をするように促しても、賄賂の領収書を請求しても全て首を横に振る。

そのやりとりの最中に、私の横にいた別の女性スタッフは、私の持っているアフリカ布を取って「これちょうだい。」と言ってくる。

ここのスタッフのあまりの低俗さとこの現実がまかり通っていることに驚いてしまう。
大の大人があまりにも子どもじみた態度を取るので、怒りを通り越して呆れてしまった。

周囲を見ると現地人らしき人も何人か彼に不当に連れて来られ、同金額を要求されていた。
彼らも怒ってはいるが、驚くことに最後はあっさりと支払っていた。
支払う人がいるから、こういうことを繰り返すのだ。

JICA事務所と相談中、偶然彼の名前が判明した。
彼に名前を告げた途端、自分の名前が判明したことに恐れをなし、あっという間に引出しからパスポートとイエローカードを取り出し「早く行け。」という始末。

また、その分かりやすい対応に呆れた笑いが込み上げた。

聞けば彼らは看護師らしい。
ベナン国の入口に、こんな低俗な医療関係者を配置させることは、国の恥を世界の人にさらけ出しているのと同じなのに。
残念で仕方がなかった。

こんなことを許さない社会になって欲しい。
早く自分たちの低俗さに気付いてほしい。

たちの悪さ レベル8
(悪質だが、対応は子供だまし。本気の脅しや命に関わる危険性は全くなし。)

あとで聞くと、彼以外はそんなことはないらしく、私たち以外誰もそんな経験はしていなかった。
運が悪かったのか。

*ハプニング2

そのくだらないやりとりに約40分程度費やした。
やっとの思いで荷物受取場へ。

人も荷物もかなり少なくなっていた。
荷物が出てくるのを待とうとすると、荷物出口が「ガッシャーン」と閉まり、レールが止まる。

・・・荷物がない。
人がいなくなり、レールが止まった静けさと同時に、心の中にも寒い風が吹きすさぶ。
3人中、荷物が出てきたのは一人だけ。

仕方なく、荷物紛失の手続きをして空港をあとにする。
ウエストポーチ一つ。
なんて軽い荷物。
バックパックの重みが懐かしい。
貴重品は手元にあるものの、化粧道具もお土産も日記も携帯・デジカメ充電器も・・・。
時間が経つごとに重要な物を思い出し、荷物が紛失したことをじわじわ実感。

でも、2日後荷物は戻ってきた。
私たちが乗った飛行機は、ベナンのあとセネガルなど数カ国を経由していたので、荷下ろしされなかったのだろう。
荷物の重みを心地よく感じながら帰ったのは良かったが、バックパックの外ポケットに入っていた携帯・デジカメ充電池・コンセントのプラグ・USB・お守りが入ったポーチとグラサン・虫よけスプレーが盗まれていた。
おそらくベナン空港と思われる。

ポーチ一式は一番欲しかったものだったのでまたショックを受けた。

*ハプニング3

イエローカードの件が終了し、荷物受取場で荷物を待ちつつJICA事務所に事後報告。
その際、ガボン旅行の10日後にニジェールを5日間旅行予定だったが、ニジェールの情勢関係で渡航禁止期間が発生し、旅程を短くするよう告げられた。
旅程が短くなることのショックと、チケットやビザの変更などなどまた手続きがややこしそうで、検疫所での疲れも合わさり、今後の怪しい雲行きに少し混乱。

そして、このやり取りの最中に荷物紛失が判明する。

不運な出来事の連発とタイミングの悪さに、神様なんて存在しないと本気で思う。

色んな不運に見舞われたが、結局は「命があればそれでいい。」そう思うことにした。
全てを含めて良い経験だった。
と思うことにする。
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| | 2009年08月18日(Tue)18:37 [EDIT]


 

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