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monologue de yoki-ta

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動物園

今まで、色んなものをベナンで見てきたが、最初から特に期待していないにも関わらず、残念に感じるものが多い。
数えきれない諦めを余儀なくさせられてきた。

そんな環境の中、珍しく隊員間で好評な場所がある。
期待を裏切らないらしい。

そこは動物園。

動物園と言っても、動物の種類は少ない。

聞くところによると「ライオン」がスリルと迫力満点らしい。
簡潔にいえば、それだけが好評なのだ。

偶然、動物園を訪れる機会があったのでいざ出発。

首都の近くで、私の住むコトヌーからタクシーで約1時間。

動物園と言っても、広大な敷地内にホテル、プール、会議室などが建っていて、その中の一角に動物園が併設されている感じ。

動物たちを見るためだけに、わざわざガイドが付いてくれる。

動物の種類だけ紹介するのみ。
特に動物に関しての豆知識を教えてくれるわけではない。
何のためにいるのか疑問。

ハイエナ、サル、巨大なワニが大きな檻に一匹ずつ。

檻の周りは囲ってあるわけでもなく、直接檻から動物と対面できる。

檻の網目もさほど細かくはないので、近付き過ぎるといろんな危険性を孕んだ設計となっていた。

特にワニは、とても巨大だったが目を開けたまま微動だにしなかった。
いくら夜行性だからと言っても、横たわり方も目の開け方も不自然だった。
「死んでいる。」心の中でつぶやきながら、次の動物へ。

早くもメインのライオンへ。

ライオンは暑さと空腹で全くやる気がないと、他の隊員から聞いていた。
痩せて常に飢えた状態なので、家畜を持っていくと喜んで反応するとのことで、市場で鶏を2羽購入して持ち込み。

案の定、2匹のライオンは暑さで檻の奥の暗がりに寝そべっていた。

ここも、他と同様檻の周りには囲もなければ、網目も大きい。
ライオンが本気で向かってくれば、襲われる危険性大。
現に私たちと一緒に回っていたベナン人のお客は襲われかけ、心底ビビっていた。
今まで何の事故もなかったのだろうか・・・?


ガイドが鶏を見せて、檻から囲われた外の敷地におびき寄せる。
鶏のにおいが・・・

ライオンの官舎は、上から囲われた外の敷地を眺めることができる構造になっている。
そこからガイドが生きたニワトリを投げる。

するとライオンは走り、落ちてきた鶏を空中でキャッチし、仕留めていた。
そして、前足で抑えゆっくりと味わって食べる。
laion1

ライオンの食事風景をこんなに間近で見る機会は、初めてだった。
食べられている最中に、鶏は息絶えた。
時に鶏の骨が砕けるリアルな音も聞きながら、ライオンが獲物を食べる様は非常に迫力があった。

laion2
食事中

鶏の羽以外全てを食べきったライオンは、心なしか満足した様子でまた檻の奥に戻って行った。
laiontati

最後にガイドがライオンを挑発すると、檻を少しよじ登り襲いかかるしぐさをしてくれた。
そのためのガイドだったのだ。

なるほど。
噂に聞く通り、スリルと迫力満点で期待を裏切らない動物園だった。

ori
ライオン官舎
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