monologue de yoki-ta

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家の前のお店にて

私たちの家の前に小さな屋外雑貨屋さんがある。

フランス語が話せないママと1歳過ぎの女の子ナディア、フランス語が話せるイスラム教徒のパパ。
主にこの3人で一緒にいるが、どうやら別宅に家族がいるらしく、ママはパパとの間にあと子どもが4人いるらしい。

大きいリヤカーのようなものに道具一式を詰め込んで、どこからかやってくる。
道端に立っている大きな木の下に店を構える。

トイレットペーパーやたばこ、ソダビ(ベナンのドブロク)クリープのようなものや飴、ガム、蚊取り線香などちょっとした日用生活用品が並ぶ。
土日のみ昼間食事も出している。

お店
木箱の中に日用品。あとはお料理作りに道具が色々。

始めは平日の夜と土日日中だったが、途中から毎日ずーっとそこに店を構えるようになった。
ずーっとというのは、そこで生活しているということになる。
他の子どもたちは親戚がみているのだろうが、両親が不在で大丈夫なのか?
彼らの生活には謎が多い。

夜は外に寝る。
その辺に生えている木やブロックを上手く利用して蚊帳を張る。
ママは人通りが少なくなった夜中に、道端でシャワーの代わりに水浴びする。

あまりにも暑い日中は女性も上半身裸になっていることがあるので、女性の裸はさほど珍しくはない。
トイレはないので、小はその辺の溝っこに、大はさすがにどこかのトイレを借りていると思われる。

ちなみにベナンは女性も立ち小便をする。
足首までのスカートをはいているため、スカートを膝上までめくりあげ、堂々と行う。
その姿は圧巻だ。
始めてみた時、度肝を抜かれるとはこんな感じなのかと思った。

話がそれたが、時々夕方か夜、お店の横でママにベンチを借りて涼むことがある。
このママは、ベナン人には珍しく「なんかちょうだい。」とは決して言ってこない。
だから、居心地が良くて一緒にぼーっとさせてもらっている。

偶然、土曜日出すための食事を作っていたのでお手伝いさせてもらった。
いつも同僚たちは、私たちのために特別メニューにしてくれるので、一般人はどんな風に作っているのか興味があった。


<トマトソース>
① 鍋に油をしき、トマトをピューレ状にしたもの、トマトピューレをさらに煮詰めた感じの缶詰を合わせて炒める。
② 水を加えて沸騰させる。
③ 揚げた魚やゆでた鶏肉(手羽)を加えて煮込む。
④ 固形スープの素と塩で味付け。
  ガリ(マニョック芋を粉にして乾燥したもの。見た目は細かいパン粉)を少し加える。
⑤ 最後にトウガラシを加える。

お鍋中身2

これで完成。
のちに同僚に見せると「トウガラシ入れすぎ!!」とびっくりしていた。

トマトソースにトッピングするメニューのオクラソース

① 沸騰したお湯の中にオクラを投入。
② 煮込んでトロトロになったらかき混ぜて、トウガラシ、赤いヤシの実油、固形スープの素で味付け。

炭火
いつもの炭火

夜8時ごろから12時まで手伝った。
でも、まだ途中。
たばこを1本買って吸っていく人、ソダビを1杯飲みに来る人、水を飲みに来たついでにナディアと遊ぶ人、色んなお客さんがやってくる。
お客さんの相手をしながら、子どもを見て、明日のお客さんに出す食事を作る。

マイペースにゆっくり仕事をするママを見ていると、ついついもっと早く取りかかれば、早く眠れるのに・・・と私ペースで思ってしまう。
でも、別に急ぐ必要はない。
朝までまだ時間はあるし、昼間眠ってもなんの問題もない。

結局、味見もできなかったけどちゃんと売れたのかなぁと少し心配。

ナディア
看板娘のナディア 今日は眉毛を書いてもらって。














お料理教室

「ベナン食の作り方を覚えて帰国してほしい。教えるから都合のいい日を教えて。」
ある日突然、同僚から提案された。

6月にベナンを去るということが、同僚たちの中で少しずつ実感として湧いてきたのだろうか?

配属先の事業として、2週間おきに離乳食の調理実習が行われる。
離乳食といってもほとんど大人と同じメニューなので、作り方はだいたい分かる。
それを伝えてみたが、「あれは離乳食だから。」と一言で片づけられた。
どうやら、彼女たちの意思は固いらしい。

一応都合のよい日程を告げ、いつもの様に半信半疑でその日を迎えた。
近頃、労働組合の会合が頻繁に開かれていて、ストライキが近い雰囲気を醸し出している。
その日は、偶然「座り込み」と呼ばれる半日だけのプチストライキが決行される日だった。
もう料理教室はキャンセルなのかと思っていたが、同僚の2人は全く意に介すことなく準備を始めていた。
やはり、行われるようだ。

本日のメニューは「アブラヤシの実を使ったソースとパット」

材料は、玉ねぎ・かに・燻製にした小エビ・干した魚・塩・コショウ・ヤシの実、燻製にした魚
材料
干した魚一切れは、香りづけのために入れるらしい。

玉ねぎ、トマト、燻製小エビはすりつぶす 燻製にした魚はかつおのようだった。
すりつぶした材料


① かたいアブラヤシの実をゆでる。
実をゆでる

② 実が柔らかくなったら、お湯をかけながら手でほぐして汁をしぼる(実の中は種と繊維でいっぱい)
汁を出したあと

③ しぼったヤシの汁を火にかける
実の汁

④煮立ってきたらカニ、トマト、玉ねぎ、魚を投入。
具を入れる

⑤塩、コショウ、干しエビの粉、トウガラシで味付け。

パット(日本のご飯のような存在のひとつ)を作る。

①沸騰したお湯の中にトウモロコシの粉を入れて混ぜる。
パット

②きれいに混ざってきたら、さらに粉を加えて練る。(結構力がいる。)
水分がなくなる

出来上がり~
できあがり


パット(トウモロコシの粉を練ったもの)をソースに付けながら食べる。

カニと燻製魚のだしが出ていて、さらにカニは殻ごと食べてしまうが、身がふっくらしていて美味しい味だった。
一般的には魚や肉などをごたごた入れないが、私達のために豪華な材料を調達してくれた。


作り方の中で日本では使用しない物の紹介を少し。

~野菜をすりつぶす時~
すりつぶす

ある程度の大きさに野菜を切ってから、石の台に石を合わせて潰していく。
日本のすりこぎ鉢の役目のもの。
近くでみるとこんな感じ
こんな道具を使う。
手首だけを動かす。コツをつかまないと、ピチャピチャはねて上手くすれない。
ちなみにトマトをすったところ。

~アブラヤシの実~
名前の通り、実から赤い油がとれる。
それを「パーム油」と呼んでベナンでは料理によく使われる。
西アフリカでは、果肉から得られるカロテノイドを多く含む赤色のパーム油が、古くから食文化に不可欠の食用油として利用されてきたらしい。
今回は油としてではないが、実をもっと大量に煮込んで、上に浮いてきた黄色っぽいものを集めてさらに加熱すると「赤いパーム油」が完成する。料理の仕上げにこの油をよく加えている気がする。
具を入れる


手に付くと独特のオレンジ色が取れにくい。
手に付くと・・・

~炭火~
今、日本の一般家庭で使用している人はいないが、ベナンでは一般的。
炭火



日本で作ることは難しいけど、こうやって記録に残しておくことで、今のベナンの食文化を垣間見る良い資料になるだろう。
同僚2人で企画し、出資してくれた様子。
みんなで美味しくいただいて、彼女たちの好意に心も暖かくなった日だった。




教会結婚式

活動先の保健センターの同僚が教会で結婚式を挙げた。

ベナンでは市役所での結婚式と教会の結婚式の2種類ある。
教会で結婚式を挙げる1週間前に市役所で結婚式をあげたらしい。

市役所では結婚式といっても、親族や立会人に見守られる中、書類を記入するというだけのようだ。

会場となった教会はとても大きくて、天井も高く清潔感のあるところだった。
花嫁さんは白いウェディングドレスを着て、とても嬉しそう。
でもあまり写真を撮れず・・・。

式の後には、教会の地下で2次会が行われた。

式の規模やウエディングドレスを購入した話などを聞くと、やはりベナンの中でもお金がある人だろうなぁと勝手に判断。
一緒に参加した同僚が早く帰りたがったので、2次会もそこそこに帰宅となった。
少し残念・・・。

あとからアルバムを見せてもらったら、ケーキカットや、ケーキを食べさせ合うなど日本と変わらない感じだった。
2人がぎこちなく見つめ合っている写真がやたら多くて、面白かった。
ベナンの写真屋さんの中では、このアングルが流行りなのだろうか?

同僚は奥さんと6年間付き合い、一緒に住んで既に2年経つ。
1歳半の子どもがいる。
36歳の同僚と32歳の奥さん。
時期を見てようやく今、結婚式を挙げることになったらしい。
知り合って8年経つ今も、とても仲良しそうで新鮮だった。

私の中でベナンは早婚多産のイメージが強かった。
なんとなく付き合うこともそこそこに結婚するイメージだった。
だから、この同僚の結婚は色んな意味で私のベナンのイメージを覆すものとなった。



教会

ネイリスト?

マニキュアを塗ってもらった。

仕事上、手はできないので足のみ。

頭に色んなものをのせて売り歩く女の人の中に、マニキュアを大量にのせて歩いている人がいる。

仕事道具一式
これを頭に載せて歩いている。
ピアスやアイラインなども売っている。

ベナン人の女性も、その人を呼びとめてマニキュアを塗っておしゃれをする。
安くてなおかつおしゃれなので、マニキュアをきれいに塗っている女性は多い。

人によっては、爪の形を整えて、爪の中の汚れを取り除き、表面を磨いてから塗ってくれる。

しかも下地・マニキュア2回塗り・トップコートと結構丁寧だ。
色は自分で決めるのも良し、お姉さんにお勧めを聞くのも良し。

爪の形は丸く整えるのが好きで、端っこのほうは深爪気味になる。

今回は形を整えて、足だけで300フラン。(60円)

ネイリスト

復活祭

4月5日はベナンは祝日。
正確には4月4日の振り替え休日。
キリスト教の祭日。
だから3連休。

復活祭というものらしい。
イエス・キリストが死後3日目に復活したことを祝うキリスト教最古、最大の祝日。
春分のあとの満月に続く日曜日がこの祝日にあたり、年によって移動する。

ヨーロッパでは「イースターエッグ」と言って採色した卵を飾って食べる習慣があるらしい。

これは、ヒナが卵から生まれることをイエスが墓から出て復活したことに結びつけたもの。
そして、冬が終わり草木に再び生命が甦る喜びを表したものといわれている。

英語圏やドイツでは「イースター・バニー」と呼ばれるうさぎが運んでくる(または産む)ものとされているが、フランスやイタリアでは教会の鐘が運んでくるものとされている。

「イースター・バニー」で象徴されるうさぎは多産なので生命の象徴であり、また跳ね回る様子が生命の躍動を表しているといわれるらしい。

確かにこの日が近づくと、白人が利用するスーパーではきれいな模様の銀紙に包まれた卵型のチョコレートが並ぶようになった。

さて、ベナンでは復活祭のイベントとして期間限定の遊園地が開園していた。
その広告の看板。
遊園地
卵とウサギの両方がドッキングしている。

HOMEL
前の週には、活動先の病院でもミサが行われた。

祝日当日には、鶏肉を食べてお酒を飲んで踊って祝うらしい。

私も日曜日に教会へ行ってみた。
玄関


教会中


教会外
外の様子

この教会は近辺では規模が大きく、礼拝堂から3方向に通路が伸びていて、外からでもお祈りができるようになっている。

外も満席で常に人が一杯だった。
みんな正装して、小さい子どもも親兄弟になだめられながら参加していた。

昨年は何も感じなかったけど、ベナン人のキリスト教信者にとっては特別な日だったんだと今更実感。
当然ながら、イスラム教はなにも関係ないので、普通の休日を過ごしたらしい。



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